家庭のキッチンなどの蛇口を自分で交換してみよう!

その時は突然訪れます。キッチンやバスルーム、トイレ、洗面所など色々な所で何の前触れもなく起こり得るのが水道蛇口の故障です。平日ならまだしも土日や祝日、夜中に起こってしまうと大変ですよね。突然の対応を要する事が多いため、24時間営業で対応してくれる業者もあるのですが、値段が高いのが少々ネックです。

取り敢えず元栓を閉めて、翌朝自身で直すのも一つの方法でしょう。

蛇口を交換するにあたって!

先ずは蛇口を交換するために必要な工具を探し、点検してみましょう。絶対に必要な道具をいくつか考えてみました。第1にほぼどのタイプの蛇口にも必ずと言っていいほど必要になってくるのが、ウォーターポンププライヤーです。

これは蛇口の根元の一番大きなナットがかかるくらい開く必要があります。サイズ的に問題がなくても錆びてしまって開かないのであれば、潤滑油などを注油して軽くコンコンと叩いてみましょう。その時、決して自分の手などで叩かないことが大切です。

怪我の原因になります。

これも必要!あるとないとじゃ大違い!

次に私が必要だと思う工具として挙げたいのが、ドライバーセットです。これも蛇口の水漏れなどの修理には欠かせません。蛇口の故障の大部分は蛇口に数ヶ所セットされているパッキンの割れや擦り切れ、老朽化が多いようです。

故障の箇所でドライバーが必要な事も少なくありません。後は蛇口のタイプや形状の違いで使う道具も違ってきますが、主にこの2つがあればほぼ対処できるでしょう。

いざ!バラしてみよう!

道具が揃ったら先ずはバラしていきましょう。作業に入る前に、バラす過程ではとにかく順番を記憶しながら作業を行うように注意します。バラしていく作業よりこちらの記憶の方が後々大切になるからです。ですが、人の記憶は自信がある人でも結構曖昧になる時があります。

今の時代、簡単・便利なスマホのカメラ機能がありますから、自信がない方はスマホのカメラで段階ごとに写真を撮りながら作業を進めていくのも一つの方法です。蛇口をバラしていくとパッキンがあるはずです。パッキンの形状は材質や厚み等も違いますから、ボロボロでもすぐに捨ててしまわずに取っておきましょう。

場合によってはパッキン交換だけで直ってしまう事も少なくありません。大体水漏れしていた箇所を覚えていたら、まずはそこから一番近い箇所のパッキンだけ交換してみましょう。古いパッキンを持ってホームセンターや金物屋などを訪れ、同じサイズの出来れば同じ材質のパッキンを探します。

分かりづらければお店の人に古いパッキンを見せて探して貰ったり、意見や説明を聞くと安心です。パッキンを無事購入し、家に持ち帰ったらいよいよ組み立てましょう。キチンと順番通りに組み立てていくことが大切です。

ここで先ほど記録した写真が活躍してくれます。組み立てる最中に気になった汚れなどはキレイに掃除しながらやるとなお良いです。無事元通りに組み立て終わったら、水道の元栓を緩めて水を通してみましょう。水漏れが解消していたら修理完了です。

全然効果がないときは?

順番通りに組み立てたものの、水道の元栓を緩めたらまだ水漏れしていた場合や初めから水漏れの箇所が根元に近い場合には蛇口周り一式交換になる事が多いです。その時もまた水道の元栓を閉めて順番通り解体していき、部品もどこについていたかその箇所を覚えておきましょう。

解体し終わったら全ての製品を持ってホームセンターか金物屋を訪れ部品を購入しますが、多くの場合全く同じ部品や製品はないことがほとんどですから、持ってきた製品の代わりに使える部品や新しい型になって尚且つ適合する製品を購入しましょう。

その時に気を付けたいのが、蛇口やホースの長さなどサイズ的に収まりが良かったり、邪魔にならないかどうかもしっかり考えるという点です。ついでに取り付け時の注意点や必要な道具など聞けることは聞いておくと後で失敗するリスクが少なくて済みます。

準備ができたらいよいよ取り付けです。

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まずは説明書を確認

家に付いたらすぐに製品を組み立て始めるのではなく、まずは新しく買ってきた製品に付いている説明書を読んで、同梱されている部品の有無を一から点検しましょう。先走って作業を始めてしまうと途中で部品が足りなかったり、不良品だったなどの不備があるかもしれません。

とても大切な事ですから、面倒くさがらずに丁寧に正確に行いましょう。全ての部品が正常な状態で揃っていることを確認出来たら組み立てを開始します。適切な道具を用いて正確丁寧に説明書に従って組み立てていきましょう。

そこでよく起きる問題としては、パッキンの厚さ違いや材質違いです。材質が違うだけなら適合することもありますが、大幅な厚みの違いは難しくなります。中には厚さ調節用のワッシャーが入っていることもありますので確認しましょう。

一度バラしているため、組み立て始めれば結構簡単に作業は進むはずです。極端に分からないことがあれば何かしら問題があるのかもしれません。そのときは家族や友人などそばに居る人に相談してみるのも手です。案外他の人の目線で考えると、簡単に解決策が見つかる事も少なくありません。

不思議なことに過去に同じ様に自分の家の水道の蛇口を取り換え中、大工を十数年やってきた私が行き詰った時、そばに居た小学生の息子に尋ねたところ、すぐに解決したことがあります。大工仕事などの図面一つで一軒の住宅を建てて行くような職人作業ではかえってよくある事です。

組み立てが無事に終わったら、いよいよ水道の元栓を緩めてみましょう。水漏れが解消していたら取り換え修理は完了です。

調子はどうか数日間気にかけましょう

取り換え修理は一時的に終わったかのように見えますが、実はまだ完全には終わったワケではありません。作業が終わって数日間は気に掛けて調子を見ておきましょう。水漏れの場合、一時的に止まったかのように見えますが、数日後にまた漏れ始める事もあります。

特に新しい部品がしっくりこなかった場合などは要注意です。確率的には少ないですからそんなに神経質になる事もありませんが、再度の水漏れを数ヶ月も気付かないほどでは困るでしょう。余りにも特殊な形状の蛇口の場合や元の型が古すぎて部品が合わない事も稀にありますが、少々の事なら余り知識のない方でも処置はそう難しいものではありません。

しかし、初めからウォーターポンププライヤーやドライバーセットなどの道具がない場合や形状が一致しない方は、水回り専門業者さんにお願いした方がかえって安く済むでしょう。